平成30年度第二次補正予算 日本商工会議所「小規模事業者持続化補助金」の受付が開始されました。予定よりも少し遅れての募集開始となりしたが、この発表を待っていた事業者の皆さまもたくさんいらっしゃるのではと思います。
平成30年度第2次補正予算と書かれていて紛らわしいのですが、補助金申請と活用ができるのは2019年(令和元年)となります。
<スケジュール>
1・申し込み受付開始 | 2019年4月25日(木) |
2・日本商工会議所(補助金事務局)への 申請書類一式の送付締切 | 2019年6月12日(水) 【最終日当日消印有効】 |
3・採択結果公表 | 2019年7月末頃予定 |
4・補助事業実施期間 | 交付決定日(「交付決定通知書」に記載)から 2019年12月31日(火)まで |
ホームページ制作を例にすると、中長期的な計画をもって制作することを決め、申請書類一式を提出し、採択を待って、採択されたら契約し、12月31日までに支払いと制作を完了させるということになります。その後は実績報告書等を提出して、補助金を請求・受領という流れです。もちろんリニューアル案件も対象になります。
<補助対象者>
1. 営利法人(株式会社、合名会社、合資会社、合同会社、特例有限会社、企業組合・協業組合)
2. 商工業者である個人事業主
小規模事業者と書かれているとおり、商業・サービス業(宿泊・娯楽業除く)は「常時使用する従業員の数が5人以下」の場合、宿泊業・娯楽業や製造業、その他にあたる建設業などは「常時使用する従業員の数が20人以下」の場合が対象になります。
※対象にならない可能性もありますので事前にご確認ください。
<補助対象事業>
①機械装置等費
②広報費
③展示会等出展費
④旅費
⑤開発費
⑥資料購入費
⑦雑役務費
⑧借料
⑨専門家謝金
⑩専門家旅費
⑪車両購入費(買い物弱者対策事業の場合に限ります)
⑫設備処分費(補助対象経費総額の1/2が上限)
⑬委託費
⑭外注費
※具体的な内容はhttps://h30.jizokukahojokin.info/index.php/持続化補助金とは/をご覧ください。
ホームページ制作は「②広報費」の内容にあたります。
ただし、ただ「作りたい」というだけでは採択されない可能性が高いです。事業計画がポイントになってきますので、制作にあたってどのような目的でそれによってどのような効果を見込むのかを一緒に考えて計画を立てていきます。
<補助率・補助額>
補助対象経費の3分の2以内、かつ補助上限額が50万円です。
※例えばホームページ制作に60万円掛かるなら2/3の40万円が補助され、20万円が実質的な持ち出しとなります。(採択されることと、その後の実績報告が必要です)
※採択されてから契約や料金支払いを行わないと補助されませんのでご注意ください。
ホームページを作らなきゃ!と思っていてもなかなか手がつけられなかった事業者様は、今が1年でベストなタイミングです。飾りだけのホームページをリニューアルしたい場合も対象になります。
ただ作るのではなく、資産として中長期的に活用できるホームページをこの機会に作ってみませんか。
ご相談はお問い合せページよりご連絡ください。